私が当初米国株で失敗した3つの理由と現在心掛けていること

米国株

みなさんこんにちは、小エビです。

今日はタイトルの通り、私が株を始めた当初に米国株で失敗した3つの理由と現在心掛けていることについて紹介します。

私が米国株投資を始めた理由。

以下のチャートをみてください。日経平均とアメリカのS&P500の比較です

日経平均は、バブル期の1980年代後半に高値を付けて以降はその高値を更新していませんが、アメリカのS&Pはどんどん高値を更新していますよね。私が米国株を買うようになるのにも時間はかかりませんでした。

そんなこんなで私は米国株を始めましたが、当初はあまり利益を出せていませんでした。本記事ではそんな私が米国株で失敗した理由とそこから学んだことを記載します。 今ではバランスの取れたポートフォリオを組んで安定して利益を出せていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

ポートフォリオの組み方についての考え方をまとめた記事はこちら↓

※米国株には為替リスクもありますので、私は日本株や他の資産にも投資することをオススメはしています。

私が米国株で失敗した3つの理由

1.短期売買を繰り返していた

米国市場にはたくさんの企業が上場しています。GAMMAのような超大企業から、ユニコーン企業と呼ばれるようなエリートベンチャー企業、全く聞いたことのないような企業まで多岐にわたります。

それだけ種類が豊富で、かつ米国には一日の値幅制限がないということから、一日の値動きも激しい傾向にあります。

始めたての私は、チャートや色々な指標をパソコンで開きながら取引することがかっこいいと勝手に思ってました。それで、値動きの激しい株を買ってはその日や数日以内に売るという取引を繰り返していました。

しかし、証券会社では米国株の取引には手数料がかかります。ネット証券最大手のSBI証券や楽天証券では現在、約定金額の約0.5%の手数料がかかります。

100万円の取引で5000円くらいですから、決してすごく高いとは思いませんが、短期の取引となると、やはり値動きの範囲は限られてきますから、必然的に手数料が積み重なっていきます。

しかも、私たちには日本に住んでいるという大きなハンデがあります。

米国市場の開場時間は23:30〜6:00(サマータイムは1時間前倒し)ですから、普通の人間ならばこの時間帯のほとんどを寝てることと思います。つまり、現地の人々よりも不利な条件で取引しているわけです。

このような理由から、基本的に米国株での短期売買はオススメできません。

zuppa
zuppa

投資家っていうと、複数モニターでつねにチャートを開いていて、一分一秒が勝負の世界でしのぎを削っているのかと思ってた

小エビ
小エビ

デイトレーダーとかはそんな感じなのかもしれないけど、そんなことをしなくても十分稼ぐことはできるよ!むしろそのイメージ通りのことをしてる投資家は少ないんじゃないかな

僕もスマホの取引がメインだし、パソコンは夜しか使ってないよ

2.情報を日本語だけで取っていた

私たちが普段日本株を取引する時は、指標などに加えて周りの人の話や自分の肌感も加味しているのではないでしょうか。例えば、普段からこのサービスを使っているけど便利だから伸びそう。とか最近周りであの会社の話を聞かなくなったな、とか。

また、日本株を取引する場合は企業の決算短信などもある程度目を通す人も多いと思います。決算説明会資料なども日本語なので、会計知識がそこまでなくてもある程度は情報が入ってくると思います。

米国株の場合、皆さんはどこから情報を取っていますか??

まず、最初の肌感についてですが、日本に住んでいる以上、やはり現地に住んでいる人と同じ感覚で理解することは困難です。また、日本に流通しているサービスでそれを理解しようとするのもかなり危険です。(なぜなら、日本と米国ではカルチャーが違うので日本での感覚は必ずしも米国での感覚に当てはまりません。)

次に、決算情報です。EPSやPERといった基本的な指標は共通ですし、日本語で検索しても探すことは容易でしょう。しかし、annual reportや10-KなどのIR資料に目をちゃんと通している人は少ないのではないでしょうか??日本株でやっていることを米国株でも同様にできていなければ、そもそも不利な立場にいる私たちが簡単に勝つことができないのは必然です。

もちろん、これらは英語で書かれていますし日本語バージョンなんて出ていません。

例えばこれはディズニーの年間レポート(annual report)です。

https://thewaltdisneycompany.com/app/uploads/2023/02/2022-Annual-Report.pdf

リスクとなりうる要因や現在の財務状況など重要な情報がたくさん書いてあります。

英語なので読むのは容易ではありませんが、今後様々な面で成長していきたい方はぜひ英語で読むことにトライしてみてください!

(もちろん、機械翻訳なども現在は精度が高いので、最初は翻訳にかけて理解するのでも問題はないと思います。)

また、決算情報以外のX(旧Twitter)のような媒体でも、英語で情報を取りに行くということをオススメします。

後ほど、英語で情報を取るのにオススメなサイトも紹介したいと思います。

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