今回は私が2024年に使うクレジットカードが決まったのでご紹介します
このシリーズは2回に分けて投稿しようと思います。
後編は今の戦略の懸念点とそれを解消するための1枚について考察しようと思います。
のご参考になるかと思います。
あくまで主観に基づく戦略ですので、ご参考程度にお考えください。
前提条件
まずは2024年に保有するクレジットカードを選定するにあたっての前提条件から確認します。
私の場合は、以下のような前提条件となりました。
2024年には引っ越しを予定しているので、ある程度まとまった出費があると想定しています。
あくまでポイントや特典目当てで決済額を増やさない(=無駄遣いしない)ことを前提に少しコンサバ気味な決済金額で試算しています。
選んだカード
2024年は現時点で以下3枚の運用を考えています。
メインカード
ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
(以下、「ヒルトンアメックスプレミアム」と略すことがあります。)
・年間300万円まで使用
・それまでは基本的にこのカードで決済を行う予定
サブカード①
三井住友プラチナプリファード
・投資クレカ積立:年間60万円
・プリファードストアでの利用
・海外旅行/海外出張時の利用
・ヒルトンアメックスプレミアムの利用額が300万円を超えた後のメインカード
サブカード②
三井住友カードゴールド(NL)マスターカード
・アメックスとVISAが使えない時の手段(コストコ専用?)
それぞれのクレジットカードを選んだ理由と特徴
メインカード
ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
ウィークエンド無料宿泊特典2泊付与
・更新時に無条件でウィークエンド無料宿泊特典が1泊付与
・年間300万円決済でさらにもう1泊付与
有名なマリオットボンヴォイアメックスプレミアムの無料宿泊特典ですと、使用できるホテルランクに制限がありますが、ヒルトンでは世界中どのホテルでも利用可能です。
国内ですと、ROKU KYOTOやコンラッド東京、コンラッド大阪あたりでこの無料宿泊特典を使えば1泊あたり10万円近いベネフィットを生み出すことが可能です。
ヒルトン・オナーズ ダイヤモンド会員付与
・年間200万円決済でヒルトン・オナーズのダイヤモンドステータスを獲得可能
このカードで年間200万円決済するだけでヒルトン上級会員の中でも最高位のダイヤモンドステータスを獲得することができます。(通常であれば年間60泊などの難しい条件で獲得可能)
具体的な特典は以下をご参照ください。
上記の特典の中でも個人的に特に魅力を感じたのが以下の3つです。
- 朝食無料(ゴールドから付与)
- 部屋のアップグレード
- エグゼクティブラウンジの利用
・朝食無料
ダイヤモンド会員でなくてもゴールド会員から付与されます。また、会員以外にも1名無料となります。
ヒルトン系列ホテルの朝食では1人5,000円するようなことも多いので、2人で宿泊した場合、これだけで1泊あたり1万円以上の価値を生み出すことができます。
・部屋のアップグレード
ゴールド会員でもアップグレード特典はありますが、ダイヤモンド会員であればスイートルームまでのアップグレードがあります。一番安いランクの部屋を予約しても、空き状況次第にはなりますが、スイートルームに泊まることも可能となります。
・エグゼクティブラウンジの利用
ラウンジ権が付いていない部屋に宿泊してもダイヤモンド会員であれば同伴者1名まで無料でエグゼクティブラウンジに入場することができます。アフタヌーンティーやカクテルタイムを無料で楽しむことができるのでホテルステイがより快適になると思います。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードでも年間400万円決済すればヒルトンダイヤモンドとほとんど同じ特典の「プラチナエリート会員」が獲得できます。
ただ、マリオットボンヴォイの場合、プラチナエリートの上にチタンとアンバサダーの2ランクがあるので、個人的にはヒルトンの最上級会員になれるという点に魅力を感じました。
年会費が高額
ヒルトンアメックスプレミアムの年会費は「66,000円」となっています。
下手なプラチナカードよりも高い年会費となっています。
ただ、前述のウィークエンド無料宿泊特典でこの年会費は十分にペイできると考えています。
ポイント価値が低い
ヒルトンアメックスプレミアムの還元率は3%です。(100円ごとに3ヒルトン・オナーズ・ポイント)
一見、還元率が高いように見えますが、
一番利用価値の高いホテル宿泊に使った場合でも、おおよそ1ポイント=0.3~1.0円程度の価値になってしまいます。
(マリオットポイントは簡単に1ポイント=1円以上の価値を出すことができます。)
ただし、年間300万円決済をした場合、おおよそ9万ヒルトンポイントが貯まります。
これだけあればコンラッドにも1泊できるかと思います。
上述の無料宿泊特典と合わせて年間3泊ほどは無料でホテル利用できるので、個人的にはそこまで大きなデメリットだとは感じませんでした。また、最近はホテル価格の高騰も相まって、ヒルトンポイントの価値も1ポイント=1円以上を出すことが可能になってきました。
マイルへの交換比率は相当に低いのでマイル目当ての方は別のカード(航空会社系かマリオットボンヴォイ)を使った方が良さそうです。
サブカード①
三井住友プラチナプリファード
投信クレカ積立で5%還元(月5万円まで)
三井住友プラチナプリファードでは「投信クレカ積立で5%還元」という大きなメリットがあります。
詳しくは以下の記事で解説しているのでぜひご覧ください!
MAX(月5万円)まで積立した場合、これだけで年間3万ポイントとなり、年会費をほとんどペイできてしまいます。
プリファードストアでの高還元(通常還元+1~9%)
三井住友カード プラチナプリファードではプリファードストアと呼ばれる特約店で利用すると通常ポイントに加えて1~9%(2024年3月からは最大15%)の還元を受けることができます。
これらプリファードストアでの決済では、ヒルトンアメックスプレミアムではなくプラチナプリファードを使う予定です。
海外利用3%還元
三井住友カード プラチナプリファードの隠れた長所として「海外利用3%還元」となる点です。
ヒルトンアメックスプレミアムで海外決済をしてもよいのですが、アメックスは海外では使いにくいという難点があります。それに対してVISAは海外であっても困る機会はあまりないので補完が取れています。
三井住友カードの海外事務手数料は比較的高い(2.2%)のですが、プラチナプリファードであれば0.8%還元を受けることができます。
2024年も数回は海外にいくことになると思うので、現地滞在中はプラチナプリファードを使う機会も出てくると思います。
サブカード②
三井住友カードゴールド(NL)マスターカード
コストコ以外で使う気はないので、割愛します(笑)
2024年の検証事項
ヒルトンアメックスプレミアムの使い心地
無料宿泊特典は「継続」すると付与されるので、来年も更新はすることになると思います。
実際にヒルトン系列ホテルに自腹やポイント宿泊をしてみて自分のライフスタイルや価値観に合うかどうか判断したいと思います。
悩みに悩んだ末のメインカードなので大きく後悔することはないと思いますが、実際に使ってみないとわからないことも多いのではと思っています。(また使ったらレビューしてみようと思います!)
プラチナプリファード or ゴールドNLか
今年は入会特典があるのでとりあえずプラチナプリファードを使ってみます。
次回の更新時に継続するかゴールドNLに戻すか判断します。
判断基準は以下になります。
プリファードストアの上乗せポイントだけで9,000ポイントに達するか
年会費と投資クレカ積立の獲得ポイントを考慮すると以下の通りになります。
・プラチナプリファード→-3,000円(クレカ積立還元30,000ポイント-年会費33,000円=-3,000円)
・ゴールドNL→+6,000円(クレカ積立還元6,000ポイント-年会費0円)
つまり、プラチナプリファードがゴールドよりもお得になるにはプリファードストアで年間9,000円相当(=9,000ポイント)を獲得すればいいという計算になります。
現時点では9,000ポイントはいけるのではと考えていますが、もし満たなかった場合や投資クレカ積立の還元率が落ちた場合にはゴールドNLにグレードダウンする予定です。
まとめ
クレジットカードは一人ひとりのライフスタイルや価値観によって最適解が変わると思います。
皆さんにとって最適な一枚が見つかることを願っています!
早稲田大学商学部を卒業後、某企業でサラリーマンをしています。
クレジットカードや旅行(マイル・ホテルライフ)について情報発信していきます。
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