みなさん、こんにちは。小エビです。
皆さんはIPOという言葉を聞いたことがありますでしょうか?
今日はIPO(新規株式公開)について説明したいと思います。
本記事の対象者
・IPOについて興味がある方
・デイトレードに興味がある方
・投資初心者の方
IPOとは
まずは、以下のchatgptに書かせて僕が添削した簡単な説明をご覧ください。
IPO(Initial Public Offering)は、企業が初めて株式を一般の投資家に公開し、株式市場で取引可能にする手続きを指します。これは企業が新しい資金を調達し、同時に一般の投資家に企業の所有権の一部を提供する仕組みです。日本の投資家にとって、IPOは新しい成長企業に投資する魅力的な機会を提供します。
### なぜIPOが注目されるのか?
1. **成長の可能性:**
– IPOを選ぶ企業は、通常、拡大や新規プロジェクトを実施するための新たな資金を必要としています。そのため、これらの企業は成長の余地があり、市場での競争において新しい機会を追求していることがあります。
2. **一般の投資家への提供:**
– IPOによって、一般の投資家も企業に投資できるようになります。これは以前はプライベートな投資家や機関投資家に限られていた機会を広げるものです。
3. **市場の注目:**
– IPOは通常、企業が新しい段階に進むことを示し、市場やメディアの注目を集めます。この注目度が高まることで、企業の評価や成長の可能性が広く知られるようになります。
### 日本のIPOへの参加方法
1. **証券口座の開設:**
– まず、IPOに参加するためには証券口座を開設する必要があります。これは銀行や証券会社を通じて行います。
2. **IPO銘柄の検討:**
– IPOに参加するためには、公開される企業(IPO銘柄)を検討します。これには企業の財務状況や将来の成長性を調査することが含まれます。
3. **IPOへの応募:**
– 応募は証券会社やオンラインプラットフォームを通じて行います。公開価格や応募条件に注意して、参加を検討しましょう。
4. **抽選と取得:**
– 応募が集まると、抽選が行われ、当選者が決まります。当選すれば、その株式を購入することができます。
ChatGPT
はい、とこんな感じです。
IPOというのは、今までは銀行だったりVC(ベンチャーキャピタル)などによって資金を調達していた主にベンチャー企業などが、更なる成長に必要な資金を求め、一般の人々からお金を集めるために株式市場に上場するということになります。
Amazonやアップルといった大企業ですら、最初はIPOを通して株式市場に上場するわけです。上場したてというのは、まだ企業の規模も大きくなってないうちのことが多いですから、早めのタイミングで将来巨大に成長する企業の株を買うことができれば、そこから得られるリターンは莫大なものとなります。
そう、IPOは夢の詰まった秘境なのです。
ここまで読んだ皆さんは、もう今すぐにでもIPO株に投資したいと思ってるのではないでしょうか。
ひとことまとめ
IPOとは、会社が成長するための資金を集めるために、会社が株式市場に上場すること
ここからは僕が、IPO株に投資することをおすすめしない理由を説明します
僕がIPO投資を(少なくとも投資を始めたての方には)オススメしない理由
1.値動きが激しすぎる
IPO株というのは、今まで上場していなかった株ですから、設立されて日が浅い会社が多いです。当然世に出てる情報も少ないですし、正直成長性などを測るのが難しいです。
また上場したばかりというのは値動きが激しいので、デイトレーダーの戦場となっています。午前中に買って午後みたら2割くらい株価が下がってた、なんてことが普通に起こります。怖いですね…
例えば、以下のチャートは2023年の7月に上場したエコナビスタ(5585)のチャートですが、ご覧の通り、短期間にすごく上下動していますよね。
https://kabutan.jp/stock/chart?code=5585
一日の値動きが大きいのでデイトレードにはもってこいなのですが、日中仕事をしているサラリーマンの方などが安直に買ってしまうと、気づいたら大損している、なんてことになりかねません。
まあ、一方で利益が出るときは短期間で大きな利益が出るので、ギャンブル好きな人には向いていますが…
ちなみに僕は、投資を始めて1週間で投資資金の半分近い30万円以上をIPO株で溶かしました。(そこから1年かけて取り戻しましたが本当に当時はメンタルが終わっていました)
小エビくんってたまにアホなことするよね。それにしても学生で30万とかすのは中々すごいな
2.大抵のIPO株は上場後1ヶ月以内につけた高値を更新しないまま消えていく
これも非常に悲しい現実ではありますが、IPO株は最初は期待で高く買われたりしますがほとぼりが冷めてきて、企業が成長していても、大きなインパクトがなければ、どんどん株価は下がっていきます。
試しに2〜3年前に上場した株を色々調べてみてください。そこには悲しいチャートが待っているでしょう。
ちなみに、僕はIPOのスケジュールを以下のサイトで見たりしてます。色々と面白い情報がまとまっていますよ。
3.持っていてもメリットが少ない
先ほどから説明しているように、IPOする企業というのは大抵、設立から年が浅く、成長中の企業が多いです。
企業のスタートというのは赤字が続くことが多いです。相当強いビジネスモデルがない限り、いきなり利益を出しながら企業を経営することは相当難しいのです。
また、成長中の企業というのは、悪い言い方をすれば足りないものが多い企業です。人材、社内システム、設備など、様々なものを拡大していく必要があります。仮に利益が出ていても、それを株主に還元している余裕なんてないんです。成長企業は基本的に(成長して)株価を上げて株主に還元するというモデルなので、株価が成長しないけど配当がもらえるからいいや、といった投資はできません。
イノベーターではなくアーリーアダプター、アーリーマジョリティになろう
ここまでIPOとそのリスクについて説明してきましたが、それでもやはり大企業になるかもしれない企業の株を安い段階で買って爆益を出すという魅力があるのは否めません。
そんなあなたにおすすめなのがアーリーアダプター、アーリーマジョリティになる、とういことです。
また新しい言葉が出てきましたが、詳しくはイノベーター理論とでも調べれば出てきます。要は、上場したてで買う必要はないということです。
アップルからIPhoneが発売されたのは2007年です。当時はすごい衝撃でしたよね。当然、スマホの台頭とともにアップルの株価は上がっていくわけです。それでは、iPhoneが発売されて少し経った2010年から、今のアップルはどれほど株価が変わったでしょうか?
- 3倍
- 10倍
- 20倍
うーん、当時から有名だったから、3倍くらいじゃない?
みなさんはどう思いますか?
答えは20倍でした!
世界的に売れたiPhoneが発売されてからもどんどん株価が上がってるわけですよ。(もちろん相応に収益も上がってますが)
世の中に情報が広く出回る前に株を仕入れる必要はありません。いい銘柄をしっかり見極めて、そしてそれを中長期的に保有することのほうが大事です。
みなさんが良い銘柄を買えますように!
今日の値が明日以降の最低値、のマインドで生きていきましょう
アップルの話は夢があるね、ガラケー、スマホの次を作る会社があったら投資してみたいな
東京大学経済学部を卒業してサラリーマンをしています。投資歴は7年目くらい。
株式投資、FX、債券など資産運用について初心者でもわかりやすい情報を発信していきます。
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