私はエポスプラチナカードを愛用していました。
過去形なのからも分かるように、現在はエポスゴールドカードにグレードダウンしています。
今回から2回に渡ってエポスプラチナカードを使ってみた感想や契約・解約した理由などについての記事を投稿しようと思います。
前半の今回はエポスプラチナを契約した理由と1年間使ってみた感想についての記事になります。
エポスプラチナカードの概要については別記事で取り上げているのでそちらをご参照ください。
エポスプラチナカード契約した理由
インビテーションが届いたから
一番大きな理由はインビテーションが届いたからです。
インビテーション経由で申込むと年会費が3万円から2万円に割引となります。
インビテーションについて明確な基準は明示されていませんが、あくまで私のケースでは年間140万円程利用した後、切替月(有効期限の月)の翌月中旬ごろにアプリ上に表示されていました。エポスゴールド自体の利用期間は3年ほどでしたが、最初の2年間は大学生だったため、利用額も微々たるものでした。(年30万円くらい?)
社会人になってある程度、まとまった額を使うようになったらすぐにインビテーションが来ました。
巷では「年間100万円決済」がインビテーションの条件ではないかと言われています。
実際、私やエポスゴールドを保有している友達も年間100万円以上決済したところインビテーションが届いたので一定の信憑性はあるかと思います。
プライオリティパスが欲しかったから
エポスプラチナカードにはプライオリティパスのプレステージ会員が無料で付帯します。
私自身、エポスプラチナカードのインビテーションが届いた時に韓国旅行と台湾旅行の予定が決まっていたため、その際にラウンジを利用したかったというのも大きな理由です。
日本ではゴールドカードでもカードラウンジが利用できるのでいいのですが、仁川国際空港も桃園国際空港も航空会社かプライオリティパスラウンジしかないので、ぜひ獲得したかったという背景があります。
海外旅行保険が手厚いため
上述の通り、エポスプラチナカードのインビテーションが届いた時点で海外旅行の予定が2件立っていました。そのため、海外旅行保険への加入もちょうど検討していました。
エポスカードはノーマルカードから海外旅行保険の補償が手厚いことが有名ですが、プラチナともなると流石の補償内容となります。しかも自動付帯です。
以下の表はエポスプラチナカードとアメックスプラチナカード(年会費14万円)との比較です。
エポスプラチナカード | アメックスプラチナカード | |
死亡/後遺障害 | 1億円 | 1億円 |
治療費用(障害・疾病) | 300万円 | 1,000万円 |
個人賠償責任(免責なし) | 1億円 | 5,000万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 100万円 | 100万円 |
救援者費用 | 200万円 | 1,000万円 |
飛行機遅延費用等 | 2万円 | 3万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 10万円 | 最高6万円 |
個人的な見解ですが、年会費2万円のカードにしては十分な補償内容だと判断しました。
年会費14万円のアメックスプラチナカードと比較しても
・死亡/後遺障害、携行品損害、飛行機遅延費用等は同等
・個人賠償責任はエポスプラチナカードの方が上等
となっています。
一番大きな差は「治療費用」と「救援者費用」ですが、私が渡航する地域(韓国や台湾)であればエポスプラチナカードの補償内容で十分だと判断しました。(プラスで三井住友ゴールドNLとDCゴールドを所有していたというのもありますが…)
上記特典とその他の特典だけでも年会費(20,000円)以上の価値があると判断したから
エポスプラチナカードを契約した段階で私はおよそ年間200万円程度の決済を見込んでいました。
その場合、エポスプラチナカードで年間で獲得できるポイントは35,000ポイントということになります。
一方で、その200万円をエポスゴールドカードと三井住友ゴールドNLで決済した場合は年間で合計30,000ポイントを獲得できることになります。
年会費20,000円を払って獲得できるポイントが5,000ポイント増えるというのでは還元率という面でははっきり言ってお得ではありません。しかし、私は5,000ポイント+その他の特典を加味すれば年会費は十分にペイできるだけのスペックがエポスプラチナカードにはあると判断しました。
具体的に私が利用を見込んでいた特典は以下の通りです。
・プライオリティパス
・海外旅行保険
・VISAプラチナコンシェルジュセンター(VPCC)
・プラチナグルメクーポン
・お誕生月ポイント2倍
実際にエポスプラチナカードを1年間使ってみた感想
結論としてエポスプラチナカードは年会費以上の価値を生み出すことができるカードです。
獲得ポイント
結果的に私は1年間でおよそ67,000ポイントほど獲得することができました。
(契約当初は年間200万円ほどの決済を見込んでいましたが、蓋を開けてみれば300万円決済していました…)
内訳は以下の通りです。
・基本還元ポイント:15,000P
・ボーナスポイント:40,000P
・ファミリーポイント:6,000P
・誕生月ボーナスや選べる3ショップボーナス等:6,000P
(概算です)
65,000ポイント=40,200ANAマイルとなります。
ANA必要マイルチャートを確認すると日本⇔ハワイで40,000マイルなので、なんとエポスプラチナで決済していただけでハワイに年会費2万円分(+燃油サーチャージ代)の負担で渡航できる計算になります。
ハワイの往復航空券は安くても12万円程度で、そのうちの3万円が燃油サーチャージ代だとしても特典航空券は約9万円程度の価値がある計算になります。
ポイントだけでも既に年会費以上の価値がありますが、それに加えて各種特典も利用することができるので、海外旅行や海外出張の機会が多い方には非常におすすめのカードです。
次回予告
私は本当にエポスプラチナカードはいいカードだと思っているのですが、最終的にはゴールドカードへのグレードダウンに至りました。
次回はそんな私がなぜエポスプラチナカードを手放すことに決めたのかその理由についてお話ししたいと思います。
早稲田大学商学部を卒業後、某企業でサラリーマンをしています。
クレジットカードや旅行(マイル・ホテルライフ)について情報発信していきます。
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